ラサ総合保税区。(資料写真、ラサ=新華社配信)
【新華社ラサ4月21日】中国西蔵自治区ラサ税関が18日に発表した同自治区の1~3月の貿易額は前年同期比5・9%増の23億800万元(1元=約20円)となった。うち輸出はほぼ横ばいの19億5千万元、輸入は56・7%の3億5800万元だった。
貿易形態別では、一般貿易が8億500万元、辺境小額貿易が0・5%増の7億9600万元、越境電子商取引(EC)による貿易額が6億2700万元、物流貨物による貿易額が12・3%増の6500万元、辺民互市貿易(国境付近の住民間の自由市場での取引)が900万元だった。
貿易相手別では、ネパールが1・4%増の8億7800万元。「一帯一路」共同建設国が4・8%増の15億9300万元、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国が41・0%増の6億2500万元となった。
品目別の輸出額は、労働集約型製品が9億8400万元、機械・電気機器が11・3%増の6億1300万元。輸入額は商品(コモディティー)が2・0倍の2億3100万元、機械・電気機器が63・1%増の7800万元だった。