15日、第137回広州交易会の会場で記念撮影をする外国人バイヤー。(広州=新華社記者/鄧華)
【新華社北京4月20日】4月15日に中国広東省広州市で開幕した第137回中国輸出入商品交易会(広州交易会)は17日正午までに、216カ国・地域から11万人を超えるバイヤーが参加した。前回の同時期に比べ、10%増加した。商務部が17日の定例記者会見で明らかにした。
同部の何咏前(か・えいぜん)報道官は次のように紹介した。今回の広州交易会も貿易の懸け橋、協力のプラットフォームとして機能している。第1期は「先進製造」をテーマに、工業原材料から完成品、専門設備から生産ラインまで、全てそろっている。
出展企業のうち、国家級ハイテク企業や「専精特新(専門化、精密化、特色化、斬新化)」の特徴を持つ小巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)、製造業で特定分野をリードする「チャンピオン企業」などは5100社を超えた。新エネルギー車(NEV)、リチウムイオン電池、太陽光発電製品、デジタル技術、スマート製造を手がける企業は約3700社に上った。出展製品をみると、ビジネスや工業分野の低炭素関連の新製品が多く、サービスロボット、VR(仮想現実)機器などの新たな消費財も注目を集めている。
バイヤーの多くは、複雑な国際情勢の中、引き続き中国と中国製品に高い期待を持っていると表明した。