米国の関税引き上げ「経済的な意味をなさない」　中国外交部

   【新華社北京４月１８日】中国外交部の報道官は１７日、米国が「中国は最大で２４５％の関税に直面している」と発表したとの質問に、米国の措置は経済的に実質的な意味をなさないとの見方を示した。

   同報道官は次のように述べた。関連報道に留意している。２４５％という数字の根拠については米国に聞いてほしい。中国が以前から強調しているように、米国が中国に対して繰り返し課している異常に高い追加関税は、既に数字のゲームと化しており、経済的にも実質的な意味をなさない。米国が関税を道具化、武器化し、いじめと脅迫の手段にしていることを一層明らかにするだけである。

   関税戦争、貿易戦争に勝者はいない。中国は戦うことを望まないが、戦うことを恐れない。米国が関税の数字のゲームを続けても中国はこれ以上取り合わない。だが、中国の利益を実質的に侵害し続けるなら、断固として対抗し、最後まで受けて立つ。