セリーヌ・サマーコレクション、上海市で開催

１４日、期間限定ブティックの庭でコーヒーを飲む観光客。（上海＝新華社記者／劉穎）

　【新華社上海４月１７日】中国上海市内の文化・商業施設「張園」でこのほど、フランスのファッションブランド、セリーヌのサマーコレクションが世界に先駆けて発表された。ブランド側は、張園の歴史的建物や公共スペースにフランスの夏のリゾート地を再現、５週間限定でブティックを開いて市民や観光客を「南仏バカンス」へいざなう。

　張園は南京西路景観保護地区の中核エリアにあり、園内には２０種類以上の異なる様式の石庫門（中洋折衷型の伝統建築）が集合していることから「石庫門博物館」と呼ばれている。西エリアは２０２２年末にリニューアルオープンし、「海派」（上海流）文化と多様な消費シーンや体験を持ち味としている。国内外の多くブランドが「初出店、初公開、初ショー」を行い、上海の世界的な新製品発表の新たなランドマークとなっている。

１４日、期間限定ブティックの庭でくつろぐ観光客。（上海＝新華社記者／劉穎）

１４日、期間限定ブティックの店の前で、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を体験する観光客。（上海＝新華社記者／劉穎）

１４日、期間限定ブティックではがきに記念にスタンプを押す観光客。（上海＝新華社記者／劉穎）

１４日、張園にある歴史的な中洋折衷型の住宅。（上海＝新華社記者／劉穎）