10日、第23回中国国際環境保全展覧会で、グリーンで低炭素な循環型経済技術を紹介する中国資源循環集団の職員。(天津=新華社配信/姜全平)
【新華社天津4月16日】中国北京市で12日まで3日間開かれた第23回中国国際環境保全展覧会・2025生態環境保全産業イノベーション発展大会に、国有資源リサイクル大手の中国資源循環集団が初出展した。動的モデルと全産業チェーンシーンの展示を通じて、国内外200を超える企業・機関の注目を集め、協力意向を示した環境保全企業も少なくなかった。
中国資源循環集団は24年10月に天津市で設立された。展示会では同社が動力用電池や新エネルギー機器、電気電子製品のリサイクル、再生鋼材や非鉄金属の再利用、グリーン(環境配慮型)繊維の回収再利用、グリーンなサプライチェーン、海外での戦略的再生資源の活用などの事業を詳細に紹介。グリーンで低炭素な循環型経済のモデル拠点などに関する重要な成果も披露した。
10日、第23回中国国際環境保全展覧会で、グリーンで低炭素な循環型経済技術を紹介する中国資源循環集団の職員。(天津=新華社配信/姜全平)
展覧会は「生態環境保全産業の質の高い発展の促進」をテーマに、AI(人工知能)や次世代情報技術、二酸化炭素(CO2)排出量の削減と実質ゼロを目指す「双炭(ダブルカーボン)」目標、エコイノベーションの実践などを巡る新たな製品、技術、装備を幅広く展示。国内外の環境保全企業千社近くが出展した。(記者/楊文)
10日、第23回中国国際環境保全展覧会の中国資源循環集団ブースを見学する人たち。(天津=新華社配信/姜全平)