香港国際創科展が開幕 低空経済や先端技術に焦点

香港国際創科展が開幕 低空経済や先端技術に焦点

新華社 | 2025-04-15 08:33:33

13日、香港国際創科展を訪れた人たち。(香港=新華社記者/曹霽陽)

  【新華社香港4月15日】中国香港コンベンション・エキシビションセンターで13日、第3回香港国際創科(イノベーション・テクノロジー)展が始まった。香港特別行政区政府創新科技・工業局と香港貿易発展局の共催で、会期は4日間。人工知能(AI)、ロボット、低空経済(低高度の有人・無人機を活用した経済活動)、サイバーセキュリティー、スマートモビリティーの5分野に焦点を当てている。

   香港貿易発展局の方舜文(ほう・しゅんぶん)総裁によると、同展には17の国・地域から500社以上が出展。日本、タイ、英国は展示規模を拡大し、オーストラリアとルクセンブルク、マレーシア、スウェーデン、アラブ首長国連邦(UAE)が初出展した。

   同時開催された第21回香港春季電子製品展は、世界のバイヤーに向けて最新の消費者向け電子機器や研究開発成果を紹介しており、両展を併せた出展企業の数は29の国・地域の2800社を超えた。

   国際創科展の会場では、低空経済が注目を集め、多くのドローンや「空飛ぶクルマ」の関連企業が成果を披露した。蘇州海鴎飛行汽車もそのうちの1社で、香港では今回が初出展。劉品(りゅう・ひん)マーケティングディレクターは、国際化という香港の強みを生かして自社の国際影響力を高め、展示会では幅広い交流を図り、より多くの協力機会を探りたいと語った。(記者/曹霽陽)pagebreak

13日、香港国際創科展で、来場者に壁登りのロボットを紹介するスタッフ。(香港=新華社記者/曹霽陽)pagebreak

13日、香港国際創科展で、来場者に人型ロボットを紹介するスタッフ。(香港=新華社記者/曹霽陽)pagebreak

13日、香港国際創科展で、火災事故指揮訓練システムを紹介する香港消防処の職員。(香港=新華社記者/曹霽陽)

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