中国企業が建設を請け負ったカンボジアの国道71C号が開通

中国企業が建設を請け負ったカンボジアの国道71C号が開通

新華社 | 2025-04-14 19:14:53

   【新華社プノンペン4月14日】カンボジアのトボンクムン州で12日、中国建設大手の上海建工集団が建設を請け負った国道71C号の開通式が行われ、カンボジアのフン・マネット首相、ペイン・ポニア公共事業・運輸相、中国の汪文斌(おう・ぶんひん)駐カンボジア大使らが出席した。

   12日、カンボジア・トボンクムン州で、国道71C号開通式のテープカットを行うカンボジアのフン・マネット首相(前列中央)。(トボンクムン=新華社配信)

   フン・マネット氏はあいさつで、国道71C号は交通と貨物輸送を促進する上で極めて重要であり、地域経済と観光業の発展促進においても重要な役割を果たすだろうと述べた。

 また、中国はあらゆる分野、あらゆる状況においてカンボジアの発展を支援し、「一帯一路」共同建設構想とカンボジアの「五角形戦略」を結び付け、互恵・ウィンウィンを実現してきたと語った。

   開通前のカンボジア国道71C号トボンクムン州区間。(2024年7月14日、ドローンから、トボンクムン=新華社配信)

   ペイン・ポニア氏は、国道71C号と完成済みのカンボジア・中国友好大橋が互いに補い合い、交通条件を改善するだけでなく、人的・文化交流やビジネスの往来を通じ、この人口密集地域に暮らす人々を密接に結び付けるだろうと述べた。

   汪氏は、中国はこれまで数十年にわたり、カンボジアを支援して4千キロを超える道路と十数本の橋を建設してきたと指摘。カンボジアの人々の生活が便利になっただけでなく、同国の発展に力強い原動力を注入したことは、「一帯一路」構想と「五角形戦略」の連携の生きた事例であり、名実共に「協力の懸け橋」であり、「チャンスへの道」だと述べた。

   カンボジア国道71C号はトボンクムン州とコンポンチャム州を結び、総延長は114・9キロ、同国中東部道路網の重要部分となる。

   開通前のカンボジア国道71C号トボンクムン州区間。(2024年7月14日、ドローンから、トボンクムン=新華社配信)

   開通前のカンボジア国道71C号トボンクムン州区間。(2024年7月14日、ドローンから、トボンクムン=新華社配信)

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