【新華社北京4月12日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は11日の記者会見で、米国は極限まで圧力をかけるなどのでたらめな振る舞いをやめるべきで、このようなやり方は中国に通用しないと表明した。
林氏は次のように述べた。中国は関税問題での厳正な立場を繰り返し表明してきた。関税戦争や貿易戦争に勝者はない。中国は争いを望まないが、争いを恐れることもない。米国が対話と協議を通じた問題解決を真に望むなら、極限まで圧力をかけるなどでたらめな振る舞いをやめるべきだ。このようなやり方は中国に通用しない。
いかなる対話も平等、尊重、互恵の基礎の上に行わなければならない。米国があくまで関税戦争や貿易戦争を仕掛けようというのなら、中国は最後まで付き合う。
中国は責任ある国である。われわれが米国のいじめに対して対抗措置を取ることは、自らの正当な権益を守るためだけでなく、国際的なルールや秩序、世界各国の共通の利益、国際的な公平と正義を守るためでもある。米国のいじめや覇道に妥協や譲歩をしても活路はない。