中国外交部、習近平氏の東南アジア3カ国訪問について説明

中国外交部、習近平氏の東南アジア3カ国訪問について説明

新華社 | 2025-04-12 16:07:22

   【新華社北京4月12日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は11日の記者会見で、14〜18日に予定されている習近平(しゅう・きんぺい)共産党中央委員会総書記・国家主席によるベトナム、マレーシア、カンボジアへの国賓訪問について、習氏の今年初の外遊であり、中国と訪問先の3カ国、東南アジア諸国連合(ASEAN)全体との関係発展にとって重要な意義を持ち、地域および世界の平和と発展に新たな勢いをもたらすと述べた。

   林氏は次のように説明した。中国は周辺地域での外交を重視しており、中国と東南アジアは運命を共にする良き隣人、良き友、良きパートナーである。今回の訪問は中越国交樹立75周年に重なっており、両国関係にとって過去を受け継ぎ、未来を開く重要な意義を持つ。中国はベトナムと共に、今回の訪問を契機に「同志と兄弟」という伝統的な友情を強化し、戦略的相互信頼を増進、実務協力を深化させ、中越運命共同体の建設を深く着実に推進し、人類運命共同体の構築により大きな貢献をすることを期待している。

   中国とマレーシアはアジア太平洋地域の重要な発展途上国であり、新興経済国でもある。習主席の12年ぶりのマレーシア訪問は、中国・マレーシア関係の質の向上と高度化を推進する上で大きな節目となる。今回の訪問を契機に、中国は両国の政治、安全保障上の協力を一層強化し、発展戦略の結び付きを深め、文明交流と相互学習を緊密にし、国際・地域問題における協調と協力を強化し、2国間関係をハイレベルの戦略的中国・マレーシア運命共同体の構築に向けてまい進させ、「グローバルサウス」の団結・自強、地域の平和と安定的発展のために新たな貢献をすることを期待している。

   カンボジアはわが国の伝統的な友好国であり、揺るぎない友人である。習主席のカンボジア訪問は9年ぶりで、中国・カンボジア関係の新たな位置付けを検討し、政治的相互信頼、互恵協力、安全保障、人的・文化交流、戦略協力など五大分野について深く意見交換する。訪問が中国・カンボジア運命共同体に新時代の内在的要素を与え、両国の全面的戦略協力パートナーシップがより多くの成果を収め、両国民に一層の幸福をもたらすと信じている。

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