【新華社北京4月10日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は9日の記者会見で、米国の今後の対中関税率が104%になるとの質問に、中国人民の正当な発展の権利を剥奪することは許されず、中国の主権、安全、発展の利益を侵害することも許されないと強調し、引き続き断固かつ強力な措置を講じて自らの正当な利益を守っていくと表明した。
林報道官は次のように述べた。米国は今も中国への関税措置を乱用し、際限なく極限の圧力を加えている。このような覇道といじめ行為に中国は断固反対し、決して受け入れない。米国が対話と協議を通じた問題解決を真に望むなら、平等、尊重、互恵の態度を見せるべきである。米国が両国や国際社会の利益を顧みず、あくまで関税戦争や貿易戦争を仕掛けるなら、中国は最後まで受けて立つ。