【新華社西安4月9日】中国陝西省西安市臨潼区の驪山(りざん)の奥地では春を迎え、幾重もの段々畑に青々とした麦の苗が並び、淡いピンク色のアンズの花や濃い紫色のスモモの花が山を埋めて雲やかすみがたなびくように見え、ところどころに青黒色の瓦と白壁の村落が見え隠れする美しい風景が広がっている。
同区はここ数年、自然景観と人的・文化資源の優位性を十分に生かし、「花見経済」を中心に農村観光の発展に注力。花見による大きな集客力を、農村振興を促す「有望な将来性」へと転換し、農村観光の発展を加速させている。(記者/都紅剛)