雪解け水と砂漠が育む味 新疆の伝統料理「巴楚烤魚」

雪解け水と砂漠が育む味 新疆の伝統料理「巴楚烤魚」

新華社 | 2025-04-09 14:39:04

 【新華社ウルムチ4月9日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区の伝統的な焼き魚料理「巴楚烤魚(バチュウカオユー)」は、地元を代表する郷土料理の一つ。味覚だけでなく、ウイグル族を中心に受け継がれてきた地域文化「刀郎(ドラン)文化」や大自然の恵みも感じさせる。

 料理の要になるのが、崑崙山の雪解け水が注ぐヤルカンド川で育ったコイやソウギョ。冷たく澄んだ水で育った魚は身が引き締まり、臭みもない。

 地元産の香辛料をふんだんに使った特製のたれも魚のうま味を引き立て、独特の風味を醸し出している。

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