海南省東方市でキク生産が最盛期 日韓市場へ輸出

海南省東方市でキク生産が最盛期 日韓市場へ輸出

新華社 | 2025-04-09 16:19:59

海南省東方市にあるキクの栽培拠点。(東方=新華社配信)

 【新華社東方4月9日】中国海南省南西部に位置する東方市でキクの生産が最盛期を迎え、数億本が咲き誇っている。乾燥した気候と十分な日照の中で育ったキクは品質が高く、花の色が美しいことから同市は冬季のキクの主要な輸出拠点となった。ここ数年の栽培面積は約1万ムー(約667ヘクタール)に上っている。

 同市の農業企業、海南虹華園芸は市内に広さ千ムー(約67ヘクタール)を超えるキク栽培拠点を建設した。楊文明(よう・ぶんめい)総経理は今年のキク販売額がすでに500万元(1元=約20円)に達しており、半分を日本や韓国、残り半分を北京、上海、杭州などに出荷していると紹介。「日本と韓国は元日や中秋など祝日にキクの需要が増え、多くの企業が数カ月前に注文してくる。当社は年間2千万本以上を生産、新しい品種も毎年育成し、ここ数年は日韓市場へ安定的に供給している」と話した。(記者/陳子薇)

海南省東方市にあるキクの栽培拠点。(東方=新華社配信)

海南省東方市にあるキクの栽培拠点。(東方=新華社配信)

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