【新華社北京4月9日】中国商務部の報道官は9日、米国が同国東部時間8日に、いわゆる「相互関税」措置に基づいて中国の関連製品へさらに50%の追加関税を課すと発表したことを受け、米国の関税引き上げ措置を世界貿易機関(WTO)の紛争解決メカニズムに提訴したことを明らかにした。
報道官は次のように表明した。米国の関税措置はWTOのルールに対する重大な違反である。今回の関税引き上げ措置は誤りに誤りを重ねるものであり、一方的ないじめという本質を顕著に示している。中国はWTOのルールに基づき、自身の合法的な権益を断固として守り、多角的貿易体制と国際経済・貿易の秩序を断固として擁護していく。