【新華社南京4月8日】中国江蘇省南京市でこのほど、日本の紫金草(しきんそう)合唱団と地元の南京紫金草児童合唱団による平和をテーマとしたジョイントコンサートが開かれた。
紫金草合唱団は、日本の児童文学作家の大門高子さんと作曲家の大西進さんが1990年代に共同制作した合唱朗読組曲「紫金草物語」を歌うためにつくられた。12曲からなり、日本の人々の戦争に対する反省と平和への願いがこもった作品となっている。
大門さんはこれまで27年間にわたり、合唱団員を率いて日本国内だけでなく中国や米国でも公演を続けてきた。まもなく80歳を迎える今も、平和の歌を響かせるという信念に揺らぎはない。(記者/夏鵬、林凱、陸華東、毛俊)