2日、竜の胴体を支えながら練り歩く中学生。(成都=新華社配信/陶軻)
【新華社成都4月6日】1600年以上の歴史を持つ中国四川省崇州市(成都市が管轄する県級市)の元通古鎮で2~4日、春の伝統行事「元通清明春台会」が開催された。今年271回目を迎えた元通清明春台会は、省の無形文化遺産に登録されている。北宋時代の絵画「清明上河図」を思わせる風景の中、民俗パレードなどが訪れた人々を引き付けた。
会場では五穀豊穣と天下泰平を祈った祭祀(さいし)が再現され、続いて巨大な竜が練り歩く「匯江老竜」が力強い姿を見せた。地元の中学生271人が271節から成る竜の胴体を持ち上げると、沿道では伝統衣装姿の店主らが威勢よく呼び込みの声を上げ、辺りは活気で満たされた。元通古鎮に代々伝わる清明節の風習として、子どもたちがウサギの形をしたランタンを引いて町を巡る催しも行われた。ウサギは福を呼び込む縁起の良い動物とされている。
4日、元通古鎮を巨大な竜が練り歩く「匯江老竜」。(成都=新華社配信/楊徐暁)
4日、通りで巡行を見物する人々。(成都=新華社配信/楊徐暁)
4日、清代の乾隆、嘉慶年間(1736~1820年)に広東の商人らが建てた「広東会館」に入る巡行の列。(成都=新華社配信/楊徐暁)
2日、匯江橋の上を進む「匯江老竜」の巨大な竜。(成都=新華社配信/劉傑)
2日、元通古鎮を引き回されるウサギのランタン。(成都=新華社配信/陶軻)
4日、にぎわいを見せる元通清明春台会。(成都=新華社配信/楊徐暁)
2日、元通古鎮を引き回されるウサギのランタン。(成都=新華社配信/陶軻)
4日、橋を渡り古鎮に入る「匯江老竜」の巨大な竜。(成都=新華社配信/朱大勇)
2日、元通古鎮を練り歩く巡行の列。(成都=新華社配信/朱大勇)
4日、古建築が立ち並ぶ元通古鎮。(成都=新華社配信/楊徐暁)
4日、元通古鎮の橋を渡る巡行の列。(成都=新華社配信/楊徐暁)