ＡＩが山間部の教育を支援　中国貴州省石阡県

　【新華社銅仁４月３日】中国貴州省銅仁市石阡（せきせん）県にある困牛山紅軍学校で３月２５日、スマート電子機器製造・販売大手、広州視源電子（ＣＶＴＥ）傘下で教育情報化アプリやソリューションを手がける希沃（Ｓｅｅｗｏ）による人工知能（ＡＩ）教育アプリケーション・モデル教室の贈呈式が行われた。式典では、希沃がＡＩ搭載演算モジュール一式と教室スマートフィードバックシステムのソフトウエアを寄贈したほか、教員を対象にＡＩデジタルリテラシー向上のための専門的な研修を実施した。

　今回の取り組みは、新型のハードウエアとソフトウエアを学校に導入し、「ＡＩ教室」を試験的に運用することで、農村部の教師のＡＩリテラシー向上を支援し、教育現場における先進技術により山岳地域の子どもたちが恩恵を受けられることを目指している。（記者／劉勤兵）