【新華社北京4月1日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、3月31日のニュースをお届けします。
1.中国外交部、CKハチソンの港湾売却巡り「経済的脅迫に断固反対」
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は31日の記者会見で、中国国家市場監督管理総局がCKハチソン・ホールディングス(長江和記実業)による米資産運用大手ブラックロックへの港湾資産売却を審査すると表明したとの報道に関し、中国は経済的脅迫や横暴、威圧的な方法で他国の正当な権益を侵害する行為に一貫して断固反対していると改めて強調しました。
2.中国データアノテーション拠点7カ所に、作業実績1728TB
中国国家データ局はこのほど、四川省成都と遼寧省瀋陽、安徽省合肥、湖南省長沙、海南省海口、河北省保定、山西省大同の7都市にあるデータアノテーション拠点について、作業実績が1万7282テラバイト(TB)と再び過去最高を記録したと明らかにしました。
データアノテーションはデータにタグや説明、解釈、分類を付加する作業であり、人工知能(AI)アルゴリズムやAIモデルのコア能力を高める重要なプロセスとなっています。
3.敦煌莫高国際空港、新規2路線が就航 中国甘粛省
中国で3月30日、重慶-敦煌(甘粛省)-ウルムチ(新疆ウイグル自治区)間と敦煌-ハミ(同)-コルラ(同)間の航空路線が新たに就航しました。重慶-敦煌-ウルムチ線は天津航空が週4往復、敦煌-ハミ-コルラ線は華夏航空が1日1往復でそれぞれ運航します。
4.放課後活動で小中学生の健やかな成長を支援 中国重慶市
中国重慶市江北区はここ数年、小中学生向けの放課後活動を拡充しています。学習や伝統行事を盛り込み、芸術やスポーツ、科学技術などの多彩なプログラムを部活動形式で提供。児童生徒の個性やさまざまなニーズに対応し、健全な成長を支援しています。
5.中国ラオス鉄道、旅客数が累計5千万人を突破
中国雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中老鉄道」は、2021年12月3日の開業から今年3月28日までの運行本数が7万1千本となり、旅客数は延べ5千万人を超えました。うち112の国と地域から48万人を超える観光客が同鉄道の国際旅客列車を利用しました。中国国有鉄道会社、中国国家鉄路集団傘下の中国鉄路昆明局集団が明らかにしました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。