【新華社北京3月24日】中国商務部は19日、全国で2024年9月から実施している電動二輪車の買い替えキャンペーンについて、今年の下取り台数と新規販売台数が18日時点でいずれも204万4千台となったと発表した。新車の売上高を56億1千万元(1元=約21円)押し上げたと明らかにした。
24年9~12月の累計買い替え台数は138万台、1日当たり1万1千台だった。25年に入ってからの買い替え台数は1日当たり2万7千台、うち1月は15万6千台、2月は86万3千台、3月は1~18日までで102万5千台となった。
消費サイドから見ると、買い替え政策の恩恵を受けた消費者は今年に入り200万人を超え、累計申請額は12億元、1人当たり610元だった。販売サイドでは、買い替えキャンペーンに参加した販売店5万店余りで、うち個人事業者と小規模・零細企業が圧倒的多数を占め、1店当たりの売上高は10万7千元に上った。
24年9月のキャンペーン開始以来、全国で買い替え販売された電動二輪車の累計台数は342万台余りで、うち鉛酸バッテリー搭載車が9割を超えた。危険性の高い自転車が基準を満たした新車に置き換えられ、リスク解消が大きく進んでいる。