デジタル技術が農業発展をけん引 北京市

デジタル技術が農業発展をけん引 北京市

新華社 | 2025-03-24 15:34:40

18日、朝来農芸園の温室で新鮮な野菜を収穫する市民。(北京=新華社記者/李欣)

 【新華社北京3月24日】中国北京市朝陽区来広営の農業観光施設、朝来農芸園では、ロボットが農薬散布や収穫をし、環境センサーが作物データを24時間リアルタイム送信するなど、最先端のデジタル農業が取り入れられている。最新技術の導入で生産性が向上し、活気ある農業経営を実現している。

18日、朝来農芸園のスマートかん水施肥設備。(北京=新華社記者/李欣)

 同施設はデジタル機器統合システムを採用し、センサーや制御装置などデジタル機器2千台以上を連携させている。温度、水、肥料など温室内の環境をスマート制御し、高品質な作物の安定した生産を実現している。

18日、朝来農芸園のデジタル温室で水耕栽培野菜の品質を検査するスタッフ。(北京=新華社記者/李欣)

 1996年設立の同施設は、改修を経て2021年に「国家デジタル農業イノベーション応用基地」として認可され、23年には「国家級エコファーム」と「北京市農業農村情報化モデル基地」の認定を受けた。(記者/李欣)

18日、朝来農芸園のデジタル温室で生育する水耕栽培トマト。(北京=新華社記者/李欣)

18日、朝来農芸園のデジタル温室の水耕栽培トマトエリアで作業するスマートかん水施肥ロボット。(北京=新華社記者/李欣)

18日、朝来農芸園の温室外観。(北京=新華社記者/李欣)

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