江蘇省の貿易額、１～２月は１・７％増

　【新華社南京３月２０日】中国江蘇省の南京税関がこのほど発表した同省の１～２月の貿易額は前年同期比１・７％増の８６４２億８千万元（１元＝約２１円）で、全国の貿易総額の１３・２％を占めた。うち輸出額は４・８％増の５６７２億６千万元、輸入額は３・７％減の２９７０億２千万元だった。

　貿易形態別では、一般貿易が０・３％増の４９０５億８千万元で全体の５６・８％を占めた。加工貿易は２・６％増の２７８３億６千万元、保税物流方式は９・２％増の８８４億３千万元となった。

　企業形態別では、外資企業が６・０％増の４１０８億８千万元で全体の４７・５％を占め、国有企業が１１・４％増の７２６億９千万元で８・４％を占めた。

　「一帯一路」共同建設国との貿易額は３・２％増の４１３６億７千万元で全体の４７・９％を占めた。うち東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）向けは１７・４％増の１４８０億６千万元だった。

　機械・電気機器製品の輸出額は６・０％増の３９４０億元で同省の輸出全体の６９・５％を占めた。うち集積回路（ＩＣ）は１９・４％増、コンピューターおよび同部品は１・８％増となった。電気自動車（ＥＶ）は２・２倍の６１億８千万元だった。

　機械・電気機器製品の輸入額は２・０％増の１６５３億７千万元で輸入全体の５５・７％を占めた。