【新華社北京3月14日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、3月13日のニュースをお届けします。
1.ウクライナ危機「持続可能で恒久的な和平案に期待」 中国外交部
中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は12日の記者会見で、ウクライナが米国の30日間停戦案を受け入れる用意があると表明したことに関し、次のように述べました。中国は危機の発生直後から対話と協議を主張し、政治的解決を探り、常に和平のため奔走し、話し合いの促進に努力してきました。各当事者が対話と交渉を通じ、互いの関心事項に配慮する持続可能で恒久的な和平案を見いだすことに期待します。
2.トランプ米大統領、EU産ワインなどに「200%関税」警告
トランプ米大統領は13日、ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、欧州連合(EU)が発表した米国産ウイスキーへの50%の関税を撤廃しなければ、フランスを含むEU加盟国からのワインやシャンパンなど酒類に対し、200%の関税を近く課すと警告しました。
3.漁網から球技用ネットへ、メーカーが歩む新たな道 湖南省
中国湖南省でここ数年、洞庭湖と長江の漁業資源保護への注目が高まり、多くの漁民が他産業に職を求めるようになりました。同省沅江(げんこう)市で約50年にわたり漁網の製造を手がけてきた湖南鑫海は、産業転換と市場開拓を目指し子会社の湖南星海運動用品を設立し、球技用ネットの生産を開始。昨年は1億2千万元を売り上げました。
4.一面の菜の花を地域発展に活用 重慶市潼南区
中国重慶市潼南区で32万2千ムー(約2万1467ヘクタール)にわたり菜の花が咲き、春の風景を彩っています。同区はここ数年、「緑水青山こそ金山銀山」(豊かな自然は金銀同様の価値がある)という理念の下、菜の花を観光資源とし、住民の生活向上と地域経済の発展を図っています。
5.春めく新安江畔、ハクモクレンが見頃 安徽省歙県
中国安徽省黄山市歙(きゅう)県を流れる新安江(しんあんこう)の畔ではこのところ、ハクモクレンの花が次々と開花し、多くの観光客を楽しませています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。