王毅氏「デカップリングやサプライチェーン分断は自らを孤立させるだけ」　全人代記者会見

   【新華社北京３月７日】中国の王毅（おう・き）共産党中央政治局委員・外交部長は７日、第１４期全国人民代表大会（全人代）第３回会議の記者会見で、外部からの圧力を受けながらも大きく進展している中国の科学技術革新について次のように述べた。

   封鎖があるところには必ず突破口がある。抑え付けるものがあれば必ず革新が生まれる。嵐が最も激しいところこそ、哪吒（ナタ＝中国の神話上の英雄）が大活躍し、鳥が一飛びで天に達する舞台となる。

   「青山遮不住、畢竟東流去」（青山は遮りおおせず、ひっきょう東に流れゆく＝歴史の流れをとどめることはできない）という。「スモールヤード・ハイフェンス」（小さな庭に高い壁を設ける＝限定された先端技術の厳重管理）はイノベーティブな思考を阻むことはできない。デカップリングやサプライチェーン（供給網）分断は結局、自らを孤立させるだけとなる。