【新華社北京3月5日】中国で5日開幕した第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は、北京の人民大会堂で1回目の「部長通路」(閣僚らを対象とした特設スペース取材)を行った。教育部の懐進鵬(かい・しんほう)部長が取材に応じ、中国の人工知能(AI)アプリ「DeepSeek(ディープシーク)」とロボットは教育を改革し、発展させる重要な好機だと表明した。
懐氏は次のように述べた。ディープシークとロボットがこの一時期、国内外の幅広い注目を集めた。中国の科学技術イノベーションと人材育成の効果を一つの面から説明するとともに、大きな科学技術の変化、産業の変革に直面する中でわれわれの教育はどのように対応していくか(という問題)を提示している。歴史上の大きな科学技術革命と産業変革はいずれも社会、特に教育に対して重要なニーズを提起してきた。従って、これは教育を改革し、発展させる重要な好機でもある。