北京市、ビザ免除外国人の会社登記を簡略化

北京市、ビザ免除外国人の会社登記を簡略化

新華社 | 2025-03-06 08:35:18

   【新華社北京3月6日】「北京で会社を設立することがこんなに便利で効率的とは思わなかった。新たな政策はわれわれの多くの時間と労力を節約した。中国での今後の発展に自信が持てた」

   韓国人の李仁浩(イ・インホ)さんはこのほど、北京市豊台区の政務サービスホールで北京麦徳宏図科技の営業許可証を取得した。同社は、北京でビザ免除国の投資家が簡易手続きで会社登記を終えた最初の企業となった。

   2月27日、北京市豊台区の政務サービスホールで、企業登記の手続きについて質問する外国人(中央)。(北京=新華社配信)

   北京では現在、ビザ免除国の人々は、有効なパスポートを所持し、同市がSNS上で提供するミニプログラムで手続きをするか、現地でパスポートを確認するだけで、本人確認を迅速に済ませることができる。

   中国では、ビザ免除措置の範囲拡大に伴い、外国人の投資意欲とニーズが高まっている。北京市市場監督管理局は、外国人投資の円滑化を着実に進め、ビジネス環境を改善するため、外国人投資家の資格認証と国境を越えた資金移動の時間を短縮したほか、オンラインで身分を認証する手段を拡大し、公証と認証の時間を節約。外資企業の設立でプロセス全体のオンライン処理とワンストップサービスを実現した。

   同局の担当者によると、今回の措置では営業許可証発行の公証手続きが省略され、外資企業の設立にかかる時間がこれまでの2~3カ月から最短1日に短縮された。

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