中国西部最大規模の高速鉄道ハブ駅の電源プロジェクトが完工　重慶市

　【新華社重慶３月４日】中国重慶市にある翠竹園１１０キロボルト変電所がこのほど送電を開始し、建設中の重慶東駅の円滑な運用開始を保証する電源プロジェクトの建設が全て完了した。

　同駅の電源プロジェクトは設計段階から多くの環境保護・省エネ技術を採用しており、同類の変電所に比べ炭素排出量を約３０％削減する。

　同駅は西部地域最大規模の高速鉄道ハブ駅として「成渝（成都・重慶）地区双城経済圏」と中国西部と東南アジアを結ぶ物流ルート「西部陸海新ルート」の建設を後押しする。（記者／黄偉）