新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（３／３）

　【新華社北京３月４日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、３月３日のニュースをお届けします。

　１．政協第１４期全国委第３回会議、会期は６日間

　中国人民政治協商会議（政協）第１４期全国委員会第３回会議の記者会見が３日、北京の人民大会堂で開かれました。劉結一（りゅう・けついち）報道官は会議が６日間で、４日午後３時（日本時間同４時）に人民大会堂で開幕、１０日午前に閉幕すると明らかにしました。

　２．ベトナム首相、中国企業に投資呼びかけ

　ベトナムのファム・ミン・チン首相はこのほどハノイで開いた中国企業との座談会で、有効な措置を講じてビジネス環境を改善すると表明、中国企業がベトナムを重要な投資先とし、手を携えて越中互恵協力の新たな枠組みを作ることを希望すると述べました。

　３．中国最古の火起こし器を発見　江蘇省

　中国江蘇省南京市で２月２８日に開かれた江蘇地域文明探源プロジェクトの２０２４年度考古学成果報告会で、興化市の草堰港（そうえんこう）遺跡から火起こし器がほぼ完全な状態で出土したことが分かりました。分析による年代は約７千年前で、中国最古の実物となります。

　４．科学技術・製造業支援の税制優遇策、民間経済に活力　中国国家税務総局

　中国国家税務総局はこのほど、科学技術革新と製造業の発展を支援する現行の主要政策により２０２４年の減税・料金引き下げ・税還付額が２兆６２９３億元（１元＝約２１円）になったと明らかにしました。うち民間経済納税者（民間企業と自営業者を含む）が受けた優遇額は１兆５８７０億元で、６０％を超えました。

　５．中国・青海省ゴルムド市で巨大新エネ電源プロジェクト着工

　中国青海省海西モンゴル族・チベット族自治州格爾木（ゴルムド）市で２月２６日、発電大手の中国華電集団が投資、建設する柴達木（ツァイダム）格爾木東砂漠基地電源プロジェクトが着工しました。投資総額は約８００億元（１元＝約２１円）、建設規模は１９２４万キロワットで、「風力・太陽光・火力・貯蔵一体化」方式で計画され、新エネ設備容量は８５％を占めます。

　以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。