新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（２／２８～３／２）

   【新華社北京３月３日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、２月２８日～３月２日のニュースをお届けします。

   １．「全国両会」プレスセンターがオープン

   中国北京市内の複合施設、梅地亜中心（メディアセンター）に２月２７日、全国両会（全国人民代表大会と中国人民政治協商会議）の取材拠点となるプレスセンターが開設されました。

   ２．ワールドゲームズ初のトーチ「竹夢」発表　中国・成都市

   中国四川省成都市にある天府芸術公園で２月２７日、同市で８月７日に開幕する第１２回ワールドゲームズのトーチの発表イベントが行われました。成都大会のトーチの名前「竹夢」は、「夢を追う」という意味の中国語「逐夢」と発音が同じで、トーチリレーのスローガン「夢に火をつけよう」と呼応しています。

   ３．重慶果園港、年初から活況続く

   中国重慶市両江新区の果園港は年初から繁忙状態が続き、２月２５日までのコンテナ取扱量が１１万６３４０ＴＥＵ（２０フィートコンテナ換算）に上りました。「一帯一路」と長江経済ベルトの連結点となる果園港は、作業のスマート化や複合一貫輸送の改善を通じ、西部陸海新ルートの中核としての地位を固め、同市が進める内陸開放の拠点構築を後押ししています。

   ４．西蔵自治区の貿易、２４年は活力回復

   中国西蔵自治区ラサ税関はこのほど、同自治区の２０２４年の貿易額が前年比１５・４％増の１２６億７２００万元に上ったと明らかにしました。特色ある製品の輸出、市場の多元化、通関手続きの簡素化などの面で大きな進展を遂げたほか、辺境貿易市場の改善が続き、越境電子商取引（ＥＣ）の発展が加速し、新エネルギー製品が貿易の新たな注目点となりました。

   ５．中国アニメ映画「ナタ２」通じ無形文化遺産を学ぶ

   中国湖南省長沙市の湖南中医薬大学はこのほど、市内の映画館で、大ヒット中のアニメ映画「哪吒之魔童閙海」（ナタ２）を切り口に中国伝統文化を学ぶイベント「『哪吒』と見る中国」を開催しました。留学生たちは映画を鑑賞した後、作中に登場した中医薬文化について解説を聞き、糖葫蘆（タンフールー）作りを体験し、無形文化遺産の剪紙（せんし＝切り絵細工）技術を学ぶなどして、直観的に中国の伝統文化を体感しました。

   ６．ドバイを訪れた中国人観光客数、２４年は３１％増

   アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のドバイ経済観光庁はこのほど、同国を２０２４年に訪れた外国人観光客は前年比９％増の延べ１８７２万人に上り、過去最高を更新したと明らかにしました。うち中国人観光客は３１％増の延べ８２万４千人でした。

   ７．中国の医療支援チーム、南スーダンの住民の健康守る

   南スーダンで中国の医療支援チームが地元住民の健康促進に貢献しています。２０２４年９月４日には第１２次南スーダン支援医療チームが首都ジュバに到着。ジュバ教育病院やジュバ大学などで診療や教育活動を展開しています。中国は２０１２年から南スーダンに医療チームを派遣。診療患者は２月２４日までに７１２４人を超え、手術数は８１件に上っています。

   以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。