【新華社ウルムチ3月3日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州伊寧市で2月28日、同市初となる中央アジア行き国際貨物列車が、カザフスタンのアルマトイに向け伊寧駅を出発した。
列車は20両編成で、積み荷の陶磁器の貨物価値は約700万元(1元=約21円)。同州コルガス通関地からカザフスタンに入る。
イリ・カザフ自治州は中国と中央アジア、西アジア、さらには欧州を結ぶ重要な結節点で、2024年は貿易額が初めて1千億元の大台に乗り、過去最高を記録。対外開放の成果が顕著に表れた。今年1~2月の貿易額は前年同期比20%増を予想する。