重慶市の農業機械メーカー、重慶華世丹機械製造の工場で働く作業員。(2月22日撮影、重慶=新華社記者/王全超)
【新華社北京3月2日】中国の2024年の経営主体(企業や事業者)新設数は2737万社に上った。企業の1日当たりの新設数は2万4千社だった。国家統計局がこのほど発表した2024年国民経済・社会発展統計公報で明らかになった。
同公報によると、24年の外資企業の新設数は5万9080社で前年比9・9%増えた。実行ベースの外資導入額は8263億元(1元=約21円)、ドル換算で1162億ドル(1ドル=約150円)だった。うち「一帯一路」共同建設国からの外資企業新設数(一部自由港経由の投資を含む)は1万7172社で23・8%増えた。
同局の盛来運(せい・らいうん)副局長は、中国は24年、内外環境の大きな変化や周期的で構造的な問題の重なりという複雑な局面に直面したが、全面的な改革深化によって発展の推進力を高め、ハイレベルな対外開放によって国際協力の新たな空間を開拓し、経済発展の内生的推進力を絶えず引き出したと語った。