中国公安部、米追加関税に強い不満と断固反対を表明

中国公安部、米追加関税に強い不満と断固反対を表明

新華社 | 2025-03-01 14:36:50

   【新華社北京3月1日】中国公安部の報道官は2月28日、米国が東部時間27日に麻酔用鎮痛薬フェンタニルの問題を理由に中国からの輸入品にさらに10%の関税を上乗せすると発表したことに強い不満と断固たる反対を表明し、次のように述べた。

   米国が再びフェンタニル問題を口実に、中国からの輸入品に追加関税を課すと脅していることに対し、中国は強い不満を持ち、断固として反対している。

   中国は世界で最も厳格で徹底した麻薬対策を実施している国の一つで、世界各国と麻薬対策の国際協力を積極的に進め、人道主義に基づき、米国のフェンタニル問題への対応を支援し、顕著な成果を収めている。米国のフェンタニル危機の根源は自国にあり、国内の麻薬需要を減らし、法執行協力を強化することこそ抜本策である。米国は客観的事実を無視し、麻薬需要の問題を根本的に解決せず、他国に責任を転嫁しており、真の問題解決にならないばかりか、中米麻薬対策協力に重大な打撃を与える。中国は米国が誤ったやり方を改め、中米麻薬対策協力の得難い良好な状況を守り、両国人民に幸福をもたらす正しい軌道に戻るよう促す。

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