北京で2025年対台湾工作会議 王滬寧氏が演説

北京で2025年対台湾工作会議 王滬寧氏が演説

新華社 | 2025-02-27 13:25:25

   2025年対台湾工作会議の様子。(北京=新華社記者/申宏)

   【新華社北京2月27日】中国北京市で25、26両日、2025年対台湾工作会議が開かれ、王滬寧(おう・こねい)共産党中央政治局常務委員・中国人民政治協商会議(政協)全国委員会主席が演説した。

   王氏は次のように表明した。習近平(しゅう・きんぺい)新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とし、第20回党大会(2022年10月)と第20期中央委員会第2回全体会議(2中全会、23年2月)、第3回全体会議(3中全会、2024年7月)の精神を全面的に貫徹、実行し、習近平総書記の対台湾工作に関する重要論述と新時代の党の台湾問題解決の全般的方針を全面的に貫徹、実行し、「二つの確立」(習近平同志の党中央・全党の核心としての地位の確立、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導的地位の確立)の決定的意義を深く理解し、「二つの擁護」(習近平総書記の党中央と全党の核心としての地位の擁護、党中央の権威と集中統一指導の擁護)を断固成し遂げ、両岸(中国の大陸と台湾)関係の主導権と主動権をしっかり握り、祖国統一の大業を揺るぎなく推進しなければならない。

   王氏は次のように述べた。「一つの中国」原則と「九二共識(92年コンセンサス)」を堅持し、台湾同胞の幅広い団結を図り、島内の愛国統一の力を断固支持し、「台湾独立」の挑発行為を強固に取り締まり、必ず祖国統一の大勢を形作らなければならない。両岸の交流と協力を推進して、人の往来を拡大し、大陸の台湾企業と企業家の発展を支援することで、両岸の融合的発展を深め、台湾同胞が中国式現代化発展のチャンスと成果を共有しなければならない。台湾の若者が大陸で夢を実現するための条件を整えなければならない。外部勢力による干渉を断固反対、阻止し、国際社会が「一つの中国」原則を堅持している情勢を強固にしなければならない。対台湾工作に対する党中央の集中的統一指導を強化し、党中央の対台湾政策・手配の実行を確実にしなければならない。

   会議は王毅(おう・き)共産党中央政治局委員・中央外事工作委員会弁公室主任が主宰し、中央の党、政府、軍、大衆団体の関係部門と各地方の担当者が出席した。

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