【新華社畢節2月25日】中国貴州省畢節(ひっせつ)市威寧イ族回族ミャオ族自治県は春の訪れとともに耕作準備が本格化しており、地元の育苗拠点では生産のピークを迎え、野菜苗の注文が急増している。
貴州江楠農業科技開発威寧分公司の育苗センターにあるスマートハウスには、活気のある光景が広がっている。かん水と施肥の機能を一体化したシステムやデジタル温湿度制御システム、自動播種機などを活用して、より精密で効率的な育苗を実現している。2024年に生産された高品質な野菜苗は、地元や周辺地域の6万ムー(約4千ヘクタール)に及ぶ野菜生産拠点の需要を満たした。
育苗センターは、地元の人々に近接の雇用機会も提供しており、ピーク時には100人近くの就労希望者を受け入れた。(記者/毛寧、彭凱、崔暁強)