在重慶日本国総領事館、日本雲南聯誼協会理事長を表彰

在重慶日本国総領事館、日本雲南聯誼協会理事長を表彰

新華社 | 2025-02-22 21:00:03

 17日、賞状を見せる高田真里駐重慶総領事(左)と初鹿野恵蘭さん。(重慶=新華社記者/劉恩黎)

   【新華社重慶2月22日】中国重慶市の日本総領事館はこのほど、長年にわたり中日民間交流に尽力してきた中国系日本人の初鹿野恵蘭さんに在外公館長表彰を授与した。

   初鹿野さんが理事長を務める日本雲南聯誼協会は2000年に設立され、雲南省と日本各地の経済や文化、教育などの分野における民間交流を推進してきた。日本の各界と積極的に連携し、雲南省の少数民族地域の教育発展を支援しているほか、「中日両国料理家美食制作交流会」や「雲南省少数民族舞踊文化展」などの文化イベントを企画・開催、日本の著名企業の代表を同省の視察に招くなど、多岐にわたる活動を通じて相互理解を促進し、日中間の民間友好交流を深めている。

 17日、初鹿野恵蘭さん(奥右)に賞状を授与する高田真里駐重慶総領事。(重慶=新華社記者/劉恩黎)

   日本の在外公館長表彰は、日本と外国との相互理解および友好親善に寄与し、その功績が顕著である個人または団体に対し、公館長によって授与される。

   高田真里駐重慶総領事はあいさつで、初鹿野理事長が長年にわたり同協会の活動などを通じて日本と雲南および中国の相互理解と友好親善の促進に多大な貢献をしてきたことに心からの感謝と敬意を表し、同協会設立25周年に当たる今年、在外公館長表彰を授与することになったと述べた。

   高田総領事はさらに、日中関係が改善に向かう中、今年4月13日には大阪・関西万博が開幕、9月23日には雲南デーが行われるとし、日本と中国、雲南省の交流が今後ますます活発に進展していくことに期待を示した。(記者/劉恩黎)

17日、イベント会場で記念撮影する来賓ら。(重慶=新華社記者/劉恩黎)

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