日本最大の孔子廟・湯島聖堂を訪ねて

日本最大の孔子廟・湯島聖堂を訪ねて

新華社 | 2025-02-18 21:42:13

   14日、湯島聖堂内の孔子像。(東京=新華社記者/藍建中)

   【新華社東京2月18日】東京都文京区にある湯島聖堂は日本最大の孔子廟で、徳川5代将軍綱吉が元禄3(1690)年に学問の振興を目的に建立した。約100年後の寛政9(1797)年には幕府直轄の教学機関「昌平坂学問所」が設置された。

   明治維新後は文部省(現文部科学省)や国立博物館、東京師範学校(現筑波大学)、東京女子師範学校(現お茶の水女子大学)などが置かれたことから、日本の学校教育発祥の地ともいわれる。

   1922年に国の史跡に指定されたが、23年の関東大震災で大部分が焼失。35年に主殿の大成殿が寛政年間の旧制をもとに鉄筋コンクリート造で再建された。

   現在の湯島聖堂では孔子祭や針灸祭、神農祭などの行事が毎年開催され、さまざまな文化講座も開かれている。また、年間を通じて合格を祈願する受験生が参拝に訪れる。

   14日、湯島聖堂内の孔子像。(東京=新華社記者/彭純)

   14日、湯島聖堂の入徳門。(東京=新華社記者/彭純)

   14日、湯島聖堂の正門「仰高門」。(東京=新華社記者/藍建中)   

14日、湯島聖堂大成殿の屋根の棟に置かれた鴟尾(しび)。一般的な虎頭魚尾の鴟尾と異なり、竜頭魚尾で頭から水を噴き上げる鬼犾頭(きぎんとう)の形状をしている。(東京=新華社記者/彭純)

   14日、湯島聖堂大成殿の屋根の棟に置かれた鴟尾。一般的な虎頭魚尾の鴟尾と異なり、竜頭魚尾で頭から水を噴き上げる鬼犾頭の形状をしている。(東京=新華社記者/藍建中)

14日、湯島聖堂に掛けられた「合格祈願」の絵馬を見る人。(東京=新華社記者/彭純)

   14日、湯島聖堂の杏壇門と門前に掛けられた絵馬。(東京=新華社記者/藍建中)

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