9日、隴県曹家湾鎮三里営村で巡回公演を行う流渠村の社火チーム。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)
【新華社西安2月17日】中国陝西省宝鶏市隴(ろう)県は、古くは隴州と呼ばれ、「中国社火文化の里」として知られる。同地域の伝統的な民俗行事、社火は長い歴史と独特の特徴があり、省の無形文化遺産に指定されている。同県曹家湾鎮流渠村には12歳から18歳までのメンバーが活躍する社火チームがあり、このほど近隣の村で巡回公演を行った。多くの子どもたちにとって初めての公演だったが、生き生きとした演技は村民から好評を得て、黄土高原に映える美しい光景となった。
流渠村の共産党支部書記、袁興利(えん・こうり)氏は「子どもたちは冬休みに村へ戻り、地元のベテランから物語や演技、動作を学んでいる。皆とても真剣だ」と紹介。こうした方法で、伝統の民間芸術を次世代へ引き継いでいきたいと述べた。
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9日、隴県曹家湾鎮三里営村で巡回公演を行う流渠村の社火チーム。(ドローンから、宝鶏=新華社記者/鄒競一)pagebreak
9日、隴県曹家湾鎮三里営村で巡回公演を行う流渠村の社火チーム。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)
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9日、社火用の隈(くま)取りを確認する、隴県曹家湾鎮流渠村の社火チームの少年。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)
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9日、社火チームの子どもたちの顔に隈(くま)取りを描く、隴県曹家湾鎮流渠村の村民。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)pagebreak
9日、仲間の衣装を整える、隴県曹家湾鎮流渠村の社火チームの子ども。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)pagebreak
9日、化粧中におしゃべりする隴県曹家湾鎮流渠村の社火チームの子ども。(宝鶏=新華社記者/鄒競一)