米国の追加関税に断固反対 中国貿促会が談話

米国の追加関税に断固反対 中国貿促会が談話

新華社 | 2025-02-03 15:04:25

   【新華社北京2月3日】中国国際貿易促進委員会の広報担当者は2日、米国が米東部時間1日に麻酔用鎮痛薬フェンタニルなどの問題を理由に中国製品への10%の追加関税を発表したことについて、中国の商工業界は深い遺憾の意を表し、断固反対すると述べた。

   担当者は次のように述べた。一方的に追加関税を課す米国の行為は世界貿易機関(WTO)の規則に著しく違反しており、米国の多くの企業や消費者に負担をもたらし、中米両国の正常な経済・貿易協力を損ない、世界の産業チェーン・サプライチェーン(供給網)の安定を脅かす。貿易戦争、関税戦争に勝者はいない。米国の誤ったやり方は自身の問題解決と中米の2国間関係、世界経済の発展にマイナスである。

   われわれは米国に対し、誤った行為を直ちに是正し、中国と共に歩み寄り、各国との協力を強化し、両国さらには世界の商工業界が互恵ウィンウィンを実現するための良好な国際環境を築き、世界経済の発展のためにより多くの安定性とプラスのエネルギーを注入するよう強く呼び掛ける。

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