【新華社メルボルン2月3日】オーストラリアのアルバニージー首相は1日、メルボルンのチャイナタウンで開かれた新春カーニバルのイベントで、オーストラリアと中国の友好は両国の利益と一致しており、オーストラリア政府は豪中の関係と協力の安定化に努めていると表明、両国関係が一段と堅固になることを望むと述べた。
アルバニージー氏は、中国文化がオーストラリアをより豊かにし、オーストラリア人の視野を広げたと指摘。春節(旧正月)は既にオーストラリアの文化と伝統の一部であり、全国で春節を祝う多くのイベントが開かれ、人々は一堂に会して巳年の新春を迎え、互いに祝福を送り、新年の新たなチャンスに期待を寄せていると語った。
中国に牛肉、ロブスター、ワインなどを輸出するオーストラリアにとって2国間経済関係は非常に重要だとした上で、両国国民の関係は経済・貿易関係よりさらに重要だと表明した。
オーストラリアの野党のリーダー、ダットン氏は、春節は豪中という二つの偉大な国家の交流・往来を祝う絶好のチャンスだとし、豪中関係は19世紀までさかのぼることができるが未来こそ両国関係の最も重要な要素であり、両国関係の未来は一段と明るいものになると述べた。
新春カーニバルのイベントは文芸公演や花火ショーなどからなり、オーストラリア各地から数万人が訪れた。