重慶市で行われた中日生け花交流イベント。(重慶=新華社配信/在重慶日本国総領事館)
【新華社重慶1月23日】中国重慶市でこのほど、重慶市挿花(生け花)協会と在重慶日本国総領事館の共同開催による中日生け花交流イベントが開かれた。両国の愛好家ら80人以上が一堂に会し、親しく交流した。
日本の華道は、仏前に花を備える中国の「供花(くげ)」に起源があるとされる。近代の華道は100年にわたる継承と発展を経て、池坊、小原流、草月流の三大流派を形成し、それぞれ独自の特徴を持つようになった。イベントでは、日本から訪れた三大流派の華道家が次々と登壇し、日本華道の独特な魅力を披露した。
高田真里・駐重慶総領事は「日本は新年が明けたばかりで、まだ新年の喜びに浸っている。日本も中国と同様、花で新年を祝う習慣がある」とあいさつし、中国が伝統的な春節(旧正月)を間もなく迎えるこの時期に、生け花芸術のイベントが日中間の民間友好交流を促し、人々が花を通じて友情を育み、新春を共に祝うことに期待を寄せた。(記者/劉恩黎)
会場に展示された生け花作品。(重慶=新華社配信/在重慶日本国総領事館)
会場で作品を披露する華道家。(重慶=新華社配信/在重慶日本国総領事館)
会場に展示された生け花作品。(重慶=新華社配信/在重慶日本国総領事館)