【新華社北京1月20日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は20日の記者会見で、ミャンマー国軍と少数民族武装勢力ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)が中国の仲介で1月中旬に雲南省昆明市で和平交渉を行い、18日からの停戦に合意したと発表した。
毛報道官は次のように述べた。ミャンマー北部の情勢沈静化はミャンマー各方面、地域各国の共通の利益に合致し、中国・ミャンマー国境地域の安全で安定した発展に寄与する。両国は友好的な隣国であり、中国はミャンマーの戦争や混乱に断固反対する。各方面が停戦と和平交渉の流れを維持し、これまでの共通認識を着実に実行に移し、現地情勢を積極的に緩和し、対話による協議を進めて問題を解決することを希望する。
中国はミャンマーの独立、主権、統一、領土保全を維持することを断固支持し、ミャンマーが国内の平和と安定に力を入れ、経済発展を実現することを断固支持し、ミャンマーが憲法の枠組み下で政治的和解を早期に実現し、国内の政治的アジェンダを推進することを断固支持する。中国は引き続き和解と話し合いを積極的に呼びかけ、ミャンマー北部の和平プロセスを支援、援助していく。