スペインのバルセロナ・インターナショナル・コンベンションセンターで行ったシャオミの新製品発表会で、スマートフォンの新モデルを体験する来場者。(2023年2月26日撮影、バルセロナ=新華社記者/孟鼎博)
【新華社北京1月16日】シンガポールの調査会社カナリスは14日に発表した報告書で、2024年のスマートフォンの世界出荷台数は前年比7%増の12億2千万台だったと明らかにした。ブランド別シェアは、米アップルが2年連続で韓国サムスンを上回り、世界一を維持した。
24年第4四半期(10~12月)の出荷は前年同期比3%増の3億3千万台で、5四半期連続のプラスとなったが、伸び率は著しく縮小した。シェアは、アップルが新型機の発売で市場の注目を集め、23%で1位だった。2位のサムスンは16%にやや縮小した。小米科技(シャオミ)は現地市場での影響力向上とグローバル化の取り組みにより、13%で3位となった。アジア太平洋地域の新興市場が持ち直したことを受け、中国の深圳伝音控股(トランシオン)は4位、vivo(ビボ)は5位だった。