オランダ観光業者、中国市場に熱い視線

オランダ観光業者、中国市場に熱い視線

新華社 | 2025-01-13 10:01:01

   【新華社ユトレヒト1月13日】オランダ・ユトレヒトで9日から12日まで開催された旅行博「Vakantiebeurs2025」において、中国は旅行先としてオランダの観光業者の熱い視線を集めている。

   中国は以前からオランダの人々に人気の高い旅行先である。中国がオランダ旅券保有者に対するビザ免除措置を2025年末まで延長し、ビザなしでの滞在期間も15日から30日に伸ばしたことで、オランダ人観光客や観光業者を引き付ける力は著しく上昇した。

   新型コロナ感染症が収束して以降、オランダの観光業者や観光客の中国への関心は回復しつつある。中国団体旅行を30年以上取り扱う現地旅行会社ジョセルのバート・ファン・デル・べルデ最高経営責任者(CEO)は「中国は奥深い文化、悠久の歴史、魅力的なグルメがあり、私たちの重要な旅行先である」と指摘。「私たちの顧客は真新しい文化、グルメ、景勝地を特に好み、中国は絶好の選択肢と言える」と述べ、中国がますます多くの観光客の注目と支持を集めているとした。中国のビザ免除政策は非常に便利で、さらに多くの観光客を引き付けているとも述べた。

   また、同業サワディー・ライゼンのベレンド・シモンズ取締役は、中国が一貫してアジア旅行商品の中心的な旅行先の一つであると説明。同社は感染症収束後、オランダとベルギーで積極的に中国旅行を宣伝し、両国観光客から大変ポジティブなフィードバックを得ているとし、中国旅行の高い認知度と歓迎度を示していると語った。

   同旅行博は、1970年にスタートしたオランダ最大規模のホリデーをテーマとする観光業界見本市である。今回は100数カ国・地域から900以上の機関が出展する。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。