【新華社北京1月10日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、1月9日のニュースをお届けします。
1.海南熱帯雨林国家公園観光連盟が設立、特色ある観光商品開発
中国海南省でこのほど、海南熱帯雨林国家公園観光連盟が設立されました。同連盟は熱帯雨林の資源の統合とプロモーション、観光商品の革新と市場開拓、スマートツーリズムと生態系保護の分野で活動を展開します。
2.中国、「春運」期間に90億人が移動と予測
中国国家発展改革委員会の李春臨(り・しゅんりん)副主任は8日、国務院新聞(報道)弁公室の記者会見で、春節(旧正月)の特別輸送態勢「春運」期間(1月14日~2月22日)に移動する人が延べ90億人になるとの予測を発表しました。
3.中国の通販サイト「天猫」、24年の新規出店83%増
中国電子商取引(EC)大手アリババグループ傘下の通販サイト「天猫(Tモール)」がこのほど発表した2024年の新規出店数は前年比83%増加しました。出店1年以内で取引額が1億元(1元=約22円)を超えたのは32ブランドで、1千万元以上は733ブランド、500万元以上は1600ブランドでした。
24年の売れ筋商品上位10品目は携帯電話アクセサリー、スナック、自転車用品、カップ・茶器、調味料、アートトイ、バッグ、ダウンジャケット、家庭用収納、「新中式」ファッション(中国伝統要素を取り入れた服飾)で、新規出展も多かったです。
4.中国・甘粛省で1億年前の恐竜足跡化石群を発見
中国北京市の中国地質大学(北京)と甘粛省の甘粛農業大学、甘粛省博物館からなる研究チームは6日、同省靖遠県烏蘭鎮で発見した1億年以上前の恐竜の足跡を白亜紀の「斯氏蹺脚竜」のものと確認したと発表しました。斯氏蹺脚竜が中国に広く分布したことを示す新たな科学的証拠であり、研究成果は古生物学の国際学術誌「ヒストリカルバイオロジー」電子版に掲載されました。
5.七輪でお茶を楽しむ「囲炉煮茶」が冬のトレンドに 中国・蘇州市
中国江蘇省蘇州市で、七輪を囲んでお茶を楽しむ「囲炉煮茶」が冬の新たなトレンドとなっています。七輪で熱々の茶を沸かし、茶器の周囲にサツマイモや柿、ナツメなどを並べ、友人らとおしゃべりをして、詩情あふれる冬の日を過ごす人が増えています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。