「中国の死海」運城塩湖の美しい冬景色 山西省

「中国の死海」運城塩湖の美しい冬景色 山西省

新華社 | 2024-12-31 10:31:49

2日、冬の運城塩湖。(運城=新華社配信/趙玉祥)

  【新華社太原12月31日】中国山西省にある運城塩湖は世界三大内陸性硫酸ナトリウム塩湖の一つで、中東の「死海」のように人が簡単に浮かぶことから「中国の死海」とも呼ばれる。国家4A級(上から2番目のランク)観光地に指定され、冬季に入っても多くの観光客が訪れ、美しい景色を楽しんでいる。

14日、冬の運城塩湖を楽しむ観光客。(運城=新華社記者/陳志豪)

  塩湖の大きな特徴は、生物や物理、化学などの複数の要因により、赤、緑、黄、青などカラフルな色彩が湖面に現れることだ。中でも生物的要因が、湖面の色彩を色とりどりに変化させる主な理由になっている。

16日、冬の運城塩湖。(運城=新華社配信/趙玉祥)

  色の変化に重要な役割を果たしているのが、極端な塩分環境に生息する微生物の好塩性古細菌とドナリエラ。好塩性古細菌は赤い色素のバクテリオルべリンを産出し、光の強度や照射角度に応じ、湖面を赤のほかピンク、あずき色などに染める。ドナリエラは湖面の緑やだいだい色の原因となり、好塩性古細菌の赤と混ざって黄色にもなる。(記者/陳志豪)

14日、冬の運城塩湖。(運城=新華社記者/陳志豪)

16日、冬の運城塩湖。(運城=新華社配信/趙玉祥)

16日、冬の運城塩湖。(運城=新華社配信/趙玉祥)

16日、冬の運城塩湖。(運城=新華社配信/趙玉祥)

14日、冬の運城塩湖。(運城=新華社記者/陳志豪)

14日、冬の運城塩湖を楽しむ観光客。(運城=新華社記者/陳志豪)

14日、冬の運城塩湖。(運城=新華社記者/陳志豪)

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