26日、正陽門の箭楼で、城壁のれんがに残る刻印を見る人。(北京=新華社記者/鞠煥宗)
【新華社北京12月30日】中国北京市の中心部を南北に貫く中軸線上にある正陽門の箭楼(せんろう)が26日、修繕と展示の設置を完了して一般公開を再開した。
正陽門は天安門広場の南端に位置し、北に城楼、南に箭楼という高く大きな二つの建物が配置されている。正陽門の箭楼は明代の英宗正統4(1439)年に創建され、明・清代には正陽門の城楼、甕城(おうじょう)などと共に、防御性と儀礼性を兼ね備えた城門建築群を構成した。北京旧市街の城壁建築のランドマーク的な建物となっており、南に遠く永定門城楼を望む。pagebreak
26日、正陽門の箭楼を見学する来場者。(北京=新華社記者/鞠煥宗)pagebreak
26日、正陽門の箭楼の上から正陽門の城楼を撮影する来場者。(北京=新華社記者/鞠煥宗)pagebreak
26日、前門大街から見た正陽門の箭楼。(北京=新華社記者/鞠煥宗)pagebreak
26日、正陽門の箭楼から南方向の眺め。手前に北京前門大街、遠くに永定門の城楼が見える。(北京=新華社記者/鞠煥宗)pagebreak
26日、正陽門の箭楼内に展示された箭楼の模型を見学する来場者。(北京=新華社記者/鞠煥宗)pagebreak
26日、正陽門の箭楼内に展示された脊獣(せきじゅう、魔除けの屋根装飾)を見学する来場者。(北京=新華社記者/鞠煥宗)