夜間運行の自動運転ミニバス路線が開通 中国・広州市
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夜間運行の自動運転ミニバス路線が開通 中国・広州市

新華社 | 2024-12-30 16:55:23

   広州市BRT天河区間便民路線を運行する自動運転のミニバス。(広州=新華社配信)

   【新華社広州12月30日】中国広東省広州市でこのほど、市内初となる夜間の自動運転路線が正式に開通した。同路線は自動運転スタートアップの文遠知行科技(ウィーライド)と広州バス集団が共同で開発した。片道約9キロで、午後9時半から同10時半まで自動運転レベル4のミニバスが運行し、市民の移動手段に新たな選択肢を提供する。

   自動運転ミニバスは、レーザーレーダー「LiDAR」とミリ波レーダーで250メートル範囲内にある車両、歩行者、障害物を正確に認識し、運転手の判断ミスや対応遅れなどヒューマンエラーによる交通事故を効果的に減らすことができる。

   11月末時点で広州市内にはすでに自動運転路線が10本開通しており、計50台の自動運転ミニバスが導入され、総運行距離は197万キロ、利用客は延べ112万人に上っている。(記者/王瑞平)

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