中国外交部「中日関係は改善と発展の重要な時期に」

   【新華社北京１２月２８日】中国外交部の毛寧（もう・ねい）報道官は２７日の記者会見で、中日両政府が王毅（おう・き）共産党中央政治局委員・外交部長の来年２月の訪日を検討しているとの報道に関し、現時点で提供できる情報はないとした上で、このほど北京で行われた中日外相会談で、両外相は各レベル、各チャンネルの交流・協力を続けることで一致したと表明した。

   毛報道官は次のように述べた。中国と日本は隣国で、両国の関係は現在、改善と発展の重要な時期にある。王毅外交部長が指摘したように、双方は中日間の四つの政治文書で確立された原則と方向に従い、「互いに協力パートナーとなり、脅威とならない」という重要な共通認識を厳守し、共同で中日関係を正しい軌道に沿って健全かつ安定的に前進、発展させていくべきである。