17日、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光文化ウイーク」展の開会式を見学する人々。(北京=新華社配信)
【新華社北京12月26日】中国北京市西部の石景山区の模式口歴史文化街区は千年の歴史を持ち、古代に首都から塞外(万里の長城以北)へ向かう商業ルート上にあって、商人が数多く集まり、中国の対外交流・往来の重要な宿場、窓口となっていた。同地はここ数年、修復・改修によって新たな活力を得て、北京現代文化の新たなランドマークとなっている。
17日、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光文化ウイーク」展の開会式でパフォーマンスを披露する出演者。(北京=新華社配信)
同街区でこのほど、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光・文化ウイーク」展が開幕、ハンガリーの特色あふれる一連の歴史・文化の展示やイベントがにぎやかに催されている。国内外の観光客は歴史ある「駝鈴(ラクダに付ける鈴)古道」の魅力を味わうとともに、ドナウ川沿いの欧州国家であるハンガリーの情緒も体験することができる。
17日、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光文化ウイーク」展の開会式でテープカットするゲスト。(北京=新華社配信)
同街区には間もなく、両国の協力の成果として、ハンガリーの特色テーマ店「境・Tokaji(トカイ)」がオープンする。ハンガリーの異国情緒が融合した同店は今後、同国の赤ワインや特産グルメを取り扱うほか、それらの品評会などを定期的に開催する予定で、同地でハンガリー文化を広め、中国文化と西方文化が融合・交流する新たなスポットを構築する。
17日、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光文化ウイーク」展の開会式を見学する人々。(北京=新華社配信)
在中国ハンガリー大使館のホーネッツァ・アンナ・ルジャ文化・教育参事官は、観光・文化ウイーク開催によって両国の文化交流が増進され、文化交流を通じて両国民がより親近感を持つよう希望すると述べた。(記者/陽娜、魏夢佳)
17日、間もなくオープンするハンガリーの特色テーマ店「境・Tokaji(トカイ)」の内部。(北京=新華社配信)
17日、「ようこそハンガリーへ 中国・ハンガリー国交樹立75周年記念観光文化ウイーク」展の開会式で、展示内容の説明を聞く北京市21世紀実験幼稚園の子どもたち。(北京=新華社記者/陽娜)