「日本側の約束履行が重要」水産物輸入再開報道で中国外交部

「日本側の約束履行が重要」水産物輸入再開報道で中国外交部

新華社 | 2024-12-25 14:33:33

   【新華社北京12月25日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は24日の記者会見で、中国政府が日本産水産物の輸入再開を検討しているとの報道について、放射能汚染水の海洋放出問題で日本が約束を履行することが重要だと表明した。

   毛氏は次のように述べた。中国は長期的な国際モニタリングと独立サンプリングなどの活動に効果的に関与した後、科学的証拠に基づき関連措置の調整に着手し、基準に合致した日本水産物の輸入を段階的に再開する。福島放射能汚染水の海洋放出に反対する中国の立場に変化はない。

   福島原発「処理水」の海水サンプルは検査で安全が確認されたとする報道については、東京電力が自ら実施した検査の可能性もあるとし、1、2回の検査結果では問題を完全に説明できないと指摘。重要なのは日本が約束を確実に履行し、国際的なモニタリングと中国など利害関係国による独立したサンプリング、モニタリングが持続的に展開できるようにすることだと強調した。

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