【新華社北京12月25日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は24日、ロシアが主要新興国BRICSのパートナー国リストを発表したことについて、パートナー国の参加はBRICS協力が新たな段階に進んだことを示しているとし、中国は加盟国、パートナー国と共に質の高い「大BRICS協力」を推進したいと表明した。
毛氏は次のように述べた。習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は10月にロシア・カザンで開かれたBRICS首脳会議で、他の加盟国の指導者とパートナー国の創設について重要な合意に達した。昨年の歴史的な拡大に続き、BRICSの発展におけるもう一つの重要な進展である。首脳会議後、中国は議長国のロシアと緊密に協力し、加盟国と共にパートナー国の制度創設を進め、インドネシア、マレーシア、タイ、ベラルーシ、ボリビア、キューバ、カザフスタン、ウズベキスタン、ウガンダをパートナー国として確定した。
パートナー国の参加は、BRICS協力が新たな段階に進み、BRICSメカニズムの代表性がさらに拡大し、その感化力と影響力が一層際立っていることを示している。BRICSはグローバルサウスの団結と協力を促進するプラットフォームとして重要性がさらに高まっている。
中国はBRICS加盟国、パートナー国と共に、開放的かつ包容的な協力ウィンウィンの精神を堅持し、各分野で実務協力を拡大し、質の高い「大BRICS協力」を進め、人類運命共同体の構築を後押ししていきたい。